dingfeng's diary

2011/11台北駐在6年目のオッサンのぼやき

豊臣秀吉

戦国武将の伝記を初めて読んだのが小学校の時の豊臣秀吉で、その時から一番好きな武将は秀吉なのだが最近の歴史物となると秀吉の扱いがヒデェ。

最近、まとめて大河ドラマの『江』を観ているのだが(台湾ではNHKの放送以外に大河ドラマについては日本の本放送が終わったタイミングで日本のドラマを放送している局で平日毎日放送したりする)晩年に秀頼のためにとの傍若無人っぷりが見てらんねー。まぁ史実ではあるし、年をとってからの世継ぎ誕生でなりふり構ってられなくなったというのは描き方としてありとは思うのだが。

あと『秀吉の枷』『へうげもの』と本能寺の変が秀吉の謀略だった説って最近多いんだろか。史実にない部分は想像するしかなくて読み物としては面白いんだけれど、その手の読み物が多くなると世の認識がそっちに行くこともありそうだなと思ったり。

『江』といえば石田のみっちゃんのヘタレっぷりもひどすぎる。今日観た話(秀次切腹の回)に「太閤殿下への忠義」とかなんとかと答える台詞があったのだが、アレじゃあ忠臣と言うより佞臣に近いよね。あれで西軍の大将とか誰もついていかんだろと。

のぼうの城』がそろそろDVDになっても良い頃かと調べてみると震災の影響もあって公開が延期されてたな。原作の展開が早く映画向きと思っているのと、主役の成田長親役が野村萬斎とのことでイケメンという以外は雰囲気的のもハマリ役ではないかと勝手に思っていて期待。