dingfeng's diary

2011/11台北駐在6年目のオッサンのぼやき

[駐在談義]営業の手腕

入社して初めての出張時に同行した先輩の話。「営業の評価は外へは客先との信頼関係。内へは技術者を始め社内の人間をどれだけ動かせるか」によると。

要は社員を動かすのに『客と調整できる』営業、『客の威を借る』営業、『お金を使う』営業、等々がいる訳で。

とはいえ、営業からの依頼を無条件で断ることは基本ないが、依頼方法や仕事内容の積み重ねで「あぁ、こういった営業さんなんだろうなぁ」との感覚で見ていくことになる。だから客の威を借りて怒鳴りながら「仕事しろ」と言われても若手ならともかく、何年か働いている社員からすると客と直接話したほうが依頼内容がよくわかるし営業がいる意味ねーじゃん、と思うし、依頼だけで後の調整はともかく費用交渉まで丸投げされると次は依頼があっても状況に応じて優先順位が下がるだろうなぁと考える。

個人的には『怒鳴る営業』『うるさい営業』より『客と調整し連絡の取れる営業』を優先したいと思い、仕事をしている。

で、話は変わり駐在ともなると会社の規模は日本と比べて小さい訳で(少なくとも自分のところは)。当然、働く人も少ないため手持ちのコマは少ない。そのため日本と同じように人が動くかというと、そんな訳なく、だから日常の言動や行動がいい加減だとあまり良い評価に繋がらないというか。これが日本だとどこか突出しているところがあれば他は周りがフォロー可能だけれど海外ではフォローばかりでは自分の仕事が進まないし、ほとんどが自己管理になるから無理をするかどうかは依頼する人の人となりになるというか。

自分の依頼する仕事は受けて当然、と言った態度で話をしてくると「知らんがな(´・ω・`)。」と返したくなる。