dingfeng's diary

2011/11台北駐在6年目のオッサンのぼやき

好意の反対は...。

無関心、だったか。

台湾は転職が多い。主な理由は会社の制度に年功序列がないため転職するタイミングで給料交渉を行い、給料を上げる文化(?)と聞いている。詳細はまたそのうち書くかもしれないが、今回は自分が台湾で働いて5年、だいたい一人の台湾人と組んで仕事をしてきたが今働いている人で4人目となる。

ウチの場合は仕事内容がキツいので「仕事が辛い」を理由に辞める人が多いのだが、辞める直前は別の仕事が既に決まってたりするから勝手に休んだり結構いいかげんになるんだよね(日本のような溜まっていた年休を使ってではなく、年休分で辞める日を早めて更に連絡なしに出社してこないとか)。

で、自分の対応としてはここで注意するかどうかは相手次第で、まだ若かったり今まで話を聞く人だったなら社会人として最後の説教をする。それまでの勤務態度だったり、注意しても聞くことなかった人なら無断で休んだ分は最後の給料から引く話をするのみ。正直どーでもよくなるんだよね。おまけにだいたい説教した人は色々相談に来ることはあっても別の会社で踏ん張ってるんだけど、何も言わなかった人は転職先がキツいから戻れませんかと人を介して言ってくる。詳しくは聞かずに「あり得ん」と返しているけど。

(一度辞めた人が戻ってくるというのは、また辞めるリスクがある訳で、周りで辛い仕事を頑張っている台湾人が「一度辞めても戻れるんだ」と簡単に考えられても困る。その辺りのリスクを背負っても戻ってきて欲しいという人はなかなかいない。)

...何が言いたかったかというと怒るという感情ってまだまだ相手のことを考えているってことなんだよ、ってこと。